寄り添う

2017年10月11日

 

国際陶磁器フェスティバル美濃で開催されているアール・ブリュット美濃展 を見てきた。

http://www.icfmino.com/outline/event/detail.php?id=22

 

日本では、アール・ブリュット=知的障害者のアートみたいな感じになっているが、

本来の意味では、そのようなカテゴライズは無いようである。

 

あえてアール・ブリュットと言わないほうが味わいがある作品も多かったが、

そのなかでも私の心をわしづかみした作品があった。

 

 

直径2mm、長さ20mmぐらいの無数の円柱、直径3mm~5mmくらいの無数の球。

不揃いのようで揃っている形、大きさ。

 

そこには、アーティストさんの一定のリズム感やこだわりを感じずにはいられない。

生活や動きが少し見え隠れる世界観。

 

「材料はなんだと思いますか?」

 

と主催者からの問いかけに、プラスチック?粘土?とか頭の中を巡らせてみる。

 

「食べ物なんですよ!米とか玄米とか。」「口の中でこねてから作ってるんです」

 

それを聞いてまたアーティストさんの頭の中を想像してみる。

理解できないと言うのは簡単であるが、自分なりに思いを巡らせ、寄り添ってみる。

寄り添うことで感じることは湧いてくる。理解など要らない。

 

「ゴミとしてずーっと捨てていたんですよ」

と彼のお母さんが教えてくれた。

「それをひろって作品としてくれて。。ありがたい」

 

なにか救われた気がした。