inclusion
2019年 あらためまして、あけましておめでとうございます。
2018年初めには“つむぐ”と題して、つながったご縁を紡ぎ・育み、特に新しいことはしません。
から始まったが、あけてみたら新しい事ばかりを体感する1年となった。
お1人様ものづくり。その集合体が組織になれないかと願っている。
そのバランスを取るのが社長だと思う。意外としんどいと気づきだした。(笑)
ある者は入社1年をつうじてガリガリ削ることが好きと気づき、削り職人にむかう
ある者は周りに和みを与える存在となり、それを糧として成長し
ある者は会社課題を1年中唱え続け、何があってもめげずに唱え続け
ある者は語学を活かすために金型知識を詰め込んでいる
ある者は自分の仕事の在り方を常に探る探究者となり
ある者は自己の確立に突き進む
ある者はサポートしたり励ましたりすることに徹していき
ある者は黙々とやるべきことをこなしていく
相対加速度は次第に早くなっているのではないかと感じている。
年末には社員さん同志での「部活動」が自発的に始まった。
共感する者同士で感性を活かした手仕事の商品づくりをしてみたいとのこと。
その販売活動で得た収益は本人たちに行くことにしている。
その代り、仕入れがあれば自分たちで、時間も就業外や休日を使う。
会社は場と道具の提供をし、彼らが早川工業の一員であることをアピールしてもらうことで、WIN-WINと考えている。
この活動は活気を呼び、技術や会社の製造にも役に立っていくと考えている。
まさにインクルージョンが起こりつつあると感じている。
今年2月には関東と北陸からの移住者を迎え、さらなるダイバーシティが広がってゆくことだろう。
マジョリティ(いわゆる健常)といわれる人たちが自らの特異性に気づき、それを発揮することこそがダイバーシティの本質であると思う。早川工業が目指す「ダイバーシティ&インクルージョン」の意味を自分自身に問いかけていく1年としたい。
部活動【ZǍO Factory】のロゴと商品
ロゴデザイン、商品企画も自分たちでこなす