本年もよろしくお願いします🙌
こんにちは、宮崎です🌞
あけましておめでとうございます⛩
昨日の夜、なんとなくある番組を見ていました。その内容は、外国人が日本のモノを母国に持ち帰って友人や家族に披露するという番組です。
その番組内で、日本の大工職人さん達を母国に連れて行き祖母の暮らす狭小な部屋を使いやすくリフォームしたい、という若い女性がいました。職人さん達は、とっても柔軟な発想で室内の家具を修復したり、利便性のあるものにしていきます。しかし、ただ修復していくのではなく、その中に、日本の和を感じさせるデザインを入れたりだとか、利用者の思い出が詰まったものを取り入れる工夫をしていました。
私はダイバーシティの一員として、早川工業に入社しました。
その時はよく周りから「職人は凝り固まった考えを持ちやすいから」と聞かされていたので、失礼ながら私の中で勝手に「職人=お堅い人」というイメージを持っていました。
しかし、実際に現場を見ると、数々の経験からのリスクマネジメントだったり、作業者を考えての配慮だったり、職人ならではの柔軟な発想がたくさんあるのだと驚かされます。
私は金型課にいるので金型のことになってしまいますが、金型はただ製品を生産するだけのものではありません。公差内の寸法を出すにはどうするだとか、メンテナンスへの配慮だとか、製品の取りやすさだとか、ど素人の私にはない発想がたくさん詰まっています。
もちろん、私と職人さんの立場は違いますので発想を発揮する場面も変わります。私は社内改善やイベントなどを主に担当しています。しかし、それらの提案に対して頂く現場の意見はとても参考になります。
新しい発想ばかりを入れるのがダイバーシティではなく、それぞれの考え方や能力を活かされるのがダイバーシティ。実際に体感していることに気がつきました。
改めて、社内の方に「本年もよろしくお願いいたします」と伝えたいと思った昨夜でした。